古道具●古くてシンプルな陶器の白いお皿

食器
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蔵から見つかった、時を超えた白い皿たち

先日、実家の古い蔵を整理していたところ、見慣れない白いお皿がいくつか見つかりました。

埃をかぶっていましたが、洗ってみるとそのシンプルな美しさに改めて気づかされました。

ご紹介するお皿は、いずれも真っ白で何の模様もありません。しかし、その素朴さがかえって、使い込まれた歴史を感じさせます。

1.同じようで少しずつ違う、3枚の白い皿

最初の写真は、3枚の白いお皿が並んでいます。

どれもシンプルなデザインですが、よく見るとそれぞれ微妙に色味や淵のカーブが異なります。

右上の少しグレーがかったお皿は、より古い時代のものかもしれません。

これらの皿は、かつての暮らしの中で、どんな食卓を彩ってきたのでしょうか。

2.シンプルな美しさ、大きめの白い皿

次に紹介するのは、前の写真の中央左にあった大きめのお皿のアップです。

直径は約23cmで、ディナープレートとして使われていたと思われます。

厚みがあり、しっかりとした作りで、普段使いの食器として重宝されていたのでしょう。

シンプルだからこそ、どんな料理にも合わせやすく、長く愛用されてきたことが想像できます。

3.歴史を語る、縁のカーブ

この写真では、3枚のお皿の縁の部分にフォーカスを当てています。

それぞれのお皿の縁のカーブや厚みが異なるのがわかります。

これらの違いは、製造された年代や窯、あるいは用途によるものかもしれません。

何気ない白いお皿ですが、その細部に作り手のこだわりや時代の特徴が隠されているようです。

4.手に取ると感じる重み、1枚の白い皿

最後に紹介するのは、私が手に持っている一枚の白いお皿です。

少しグレーがかった色味で、手に取るとずっしりとした重みを感じます。

このようなシンプルで丈夫なお皿は、日々の食卓で大活躍だったことでしょう。

このお皿が、これまでどれほどの食事を見守ってきたのかと思うと、感慨深いものがあります。


これらの白いお皿は、派手さはありませんが、時を超えて受け継がれてきた「もの」としての存在感を強く感じさせます。

かつての暮らしに思いを馳せながら、これからも大切にしていきたいと思います。

皆さんのご自宅にも、眠っている古いお皿はありませんか?

ぜひ、そのお皿の背景にあるストーリーを調べてみてください。