こんにちは!古いモノコレクションへようこそ。
今日は、皆さんの暮らしをちょっと豊かにしてくれるかもしれない「古道具」についてお話ししたいと思います。
「古道具ってよく聞くけど、結局何?」と思っている方もいるかもしれませんね。
おそらく人によって捉え方、感じ方などは違うと思います。
が、一般的?な解釈だと思っていることを簡単に書いておきたいと思います。

古道具は「暮らしの道具」のタイムカプセル
簡単に言うと、古道具とは、昔の日本で実際に使われていた生活用品や道具全般のことを指します。骨董品と混同されることもありますが、骨董品が美術的価値や希少性に重きを置かれることが多いのに対し、古道具はもっと庶民的で、日々の暮らしの中で使われてきた、いわば「暮らしの道具」なんです。
例えば、おばあちゃんの家で見たことがあるような古い箪笥(たんす)やちゃぶ台、昔の農家で使われていたような味のある木製の桶(おけ)、あるいは懐かしい雰囲気のガラスの器や陶器の皿なども、立派な古道具です。

なぜ今、古道具に惹かれるの?
デジタル化が進む現代において、なぜ私たちは古道具に惹かれるのでしょうか?
- 唯一無二の存在感: 大量生産品にはない、手仕事の温かみや、長い年月を経て生まれた独特の風合いがあります。同じものは二つとなく、それぞれが異なる表情を持っています。
- 歴史と物語: 古道具には、それを使っていた人々の暮らしや、その時代の文化が凝縮されています。一つ一つの道具が、静かにその歴史を語りかけてくれるようです。
- サステナブルな選択: 新しいものを買い続けるのではなく、昔からあるものを大切に使い続けることは、環境に優しいサステナブルな選択でもあります。
- 現代の暮らしへの溶け込み: 意外にも、古道具は現代のインテリアにもしっくりと馴染みます。シンプルな空間に一つ置くだけで、ぐっと趣のある雰囲気を作り出すことができます。
どんな古道具があるの?
古道具と一口に言っても、本当にたくさんの種類があります。
- 家具: 箪笥、ちゃぶ台、文机、椅子など
- 食器・器: 陶器、磁器、ガラスの器、漆器など
- 生活雑貨: 籠(かご)、ざる、木箱、燭台(しょくだい)、火鉢など
- 農具・漁具: 鍬(くわ)、鋤(すき)、漁網の一部など(これらはディスプレイとして人気です)
- 建具: 欄間(らんま)、襖(ふすま)、障子(しょうじ)など
これらはほんの一部で、昔の暮らしには本当に様々な道具がありました。

古道具との出会いを楽しもう
古道具は、骨董市やフリマアプリ、古道具店などで見つけることができます。宝探しのような感覚で、自分にとっての「一点もの」を探すのも古道具の醍醐味です。
古いモノコレクションでは、これからも様々な古道具の魅力や、現代の暮らしへの取り入れ方などを紹介していきますので、ぜひお楽しみに!